【授業実践記録3】6年生 Unit 2 Welcome to Japan. ~楽しみが伝わってこないんじゃないか~
公開日:
2026年6月22日月曜日
外国語活動・外国語科の福永です。
今回は、単元の第3時をご紹介します。前時の様子については、バックナンバーをご覧ください。
【授業実践記録2】6年生 Unit 2 Welcome to Japan. ~最終的には行ってほしいなー~|外国語活動・外国語
子どもたちは前時で、自分が伝えてみたい”とっておきの熊本”を誰に伝えるかを考えていきました。そこで出てきた国際クラスの先生方の中から、自分が紹介したいことと先生方が知りたいと思っていることが合っている先生を探し、相手を決めていきました。
本時では、実際に紹介の場面で用いる英語表現を、教科書のアニメーションやクイズ等から聞いたり、発音したりして、自分が紹介したいものだったら、と考える時間にしました。ここで用いる新出の英語表現は、以下の通りです。
”What season do you like?” ”I like---.”
”In(季節), we have(行事等).” “You can see / eat / visit / enjoy---.”
その後、紹介の場面を想像しながら、先生方にどのように紹介したら良いのかを子どもと共に考えていきました。
T:自然なやり取りだったら、どんな順番が良さそう?
なのか:Hello, how are you? T:Then?
そうた:今外国語の授業でこれやってて・・・ T:あ~、紹介?
T:じゃあ「紹介させてください」って感じ?ちょっと「外国語でこんなの学習してて」っていうのは長いから、簡単に言って、好きな季節なんですか?から始めようか。
なのか:「紹介させてください」って”May I interview?”
T:Yeah! それでもいいんだけど”Let me introduce Kumamoto.”
と、ここまでの一連のやり取りの流れは子どもたちに共通しているところなので、タブレットの学習支援アプリに、上記の英語表現の録音(私が話したもの)を送りました。
子どもたちはそれを何度も聴いて練習をしながら、その後の自分が紹介したいものの英語表現を確認し、言い方の練習をしていきました。
そして、ペアで国際クラスの先生方になりきって「なりきり練習」をする時間を設定しました。
ここでは、先生の写真・ご出身・何に興味があるか(何が好きか)という情報を載せた「インフォメーションカード」を子どもたちに配り、ペア(相手)の子どもはその先生になりきって紹介を聞いたり、反応したりするというものです。
まずはどんな状況かイメージをもつことができるようにするために、ALTの先生と私とで「なりきり練習」をやってみました。
ALTの先生は、スコットランド出身で歴史が好きな先生の役、私が子ども役で、熊本城のことを紹介したいと思っている設定です。
T1:Hello, Adam-sensei. How are you?
T2:Oh, I'm ok. T1:Oh, why are you ok?
T2:I had a nice breakfast. Did you eat breakfast?
T1:あっ、Yes. えっと・・・Let me introduce Kumamoto.
T2:Yes, please. Sensei, what season do you like?
T2:Mmm... I'm scotland so I like winter.
T1:おっwinter・・・熊本城の冬・・・?えっと・・・In winter, we have Kumamoto Castle.
T1:You can see・・・何が見れる?えっ・・・助けて・・・(子どもに)
T1:You can see illuminarion. T2:Oh, I liike it.
T1:You can eat だご汁(熊本の郷土料理です).
T2:Oh, is it a hot soup? T1:Yes.
T1:You can enjoy・・・ そうた:二の丸でお弁当?
T1:あ~You can enjoy 二の丸 lunch box.
T2:Oh, really? "Ninomaru" is a big park? T1:Yes.
T2:Is that all? T1:Yes, thank you. T2:See you next time!
T:いけるみんな?! けん:いや、いけません
T:先生めっちゃ汗かいたよ・・・これが今からしようと思ってた「なりきり練習」ね。もう少し(考える)時間いる?Any time?
CC:はい
ということで、個人やペアで少しだけ英語表現の確認をしてから「なりきり練習」をスタートしました。また、子どもたちが練習したやり取りは消えてしまうので、今回はやり取りの様子を音声録音で残しておくことにしました。
子どもたちはやり取りの中で、いざ話すとなると英語が出てこなかったり、伝えたい内容を伝えることができない様子で、もどかしさを感じていたようです。
子どもたちの振り返りには
もう少し英語を話す練習をしたいと感じている子どもや
内容をもう少し増やしてやり取りをしてみたいと感じた子ども
内容の中で、紹介する相手の立場に立って考え、もう少し工夫が必要だと感じている様子が見られました。
本時は自分が考えた内容を英語表現を用いて友達に伝える活動を設定したことで、紹介する立場と紹介を聴く立場、二つの立場を経験することができました。そうしたことで「こんな風に紹介したらいいかな」と、子どもたちは紹介への見通しをもつことができました。
そして、今回「なりきり練習」をしたことで、英語表現を繰り返し使いながら言えるようになりたいという技能面と、振り返りにあるような内容面の更新をしたいと考えている子どもがいました。
次時は内容面にフォーカスし、どうしたらもっと先生方が「行って見たい!」と思うのか、そのような紹介にするために用いる英語表現はどんなものがありそうかを、子どもたちと共に考えていくことができればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
外国語活動・外国語科 福永 真紀子
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