2024研発単元【授業実践記録5】Unit 9 Who are you? ~ハッピーだらけだな!~
公開日: 2025年3月3日月曜日
外国語活動・外国語科の福永です。
人物クイズ、最終回になりました。外国語活動は週に1時間程度なので、先週のクイズの様子や思いを掘り起こしたり、どのような英語表現でクイズを出したり答えたりするのかを思い出す時間を設定しました。
子どもと作った単元計画も、更新し続けています。
単元計画を子どもと共に見ながら、私が考えたクイズを紹介しました。
みんなで:Who are you?
T:Hint 1 I’m new hair. さち:新しい髪の毛?!
CC:ええ!もしかして…(ざわざわ)
授業を行ったのが週明けだったので、髪を切っている子どもが何人かいました。
T:Hint 2 I'm a boy. Hint 3 I have an "K". Thinking time!
はる:”K”から始まる… りんた:2人いる?!いやでもな…
T:Ok, who am I? 分かった人Hands up please?
かず:Are you "Kisshi"? T:That's right! and one boy. 実はもう一人います。
ひかる:Are you "Eitoman"? T:That’s right!
とここで、私から答えになった子どもに尋ね返しました。
T:やまたさん、えいたさん、今クイズの答えになってどういう気持ちでしたか?
やまた:昨日ポケカで選ばれてまた今日も選ばれてハッピーだらけだなって!
(やまたさんは昨日、おうちでカードゲームをして勝ったそうで、嬉しかったと別の時間に教えてくれました)
えいた:なんか当たってもらって嬉しかった
T:Yes! I'm happy too!
今回答えにした子どもたちは、子どもたち同士でのクイズの答えにはなっていなかったので、あえてこの2人にフォーカスしてみたという経緯があります。
このように、教師と一緒に表現を確認しながらクイズ活動に入っていきました。
活動の様子を見てみて、前回のクイズ大会と違ったところは、子どもたちはクイズという活動をたのしみつつも、"Who are you?" "Hint 1, I'm---." "Who am I?" "Are you ---?" という英語表現をふんだんに使いながら慣れ親しんでいたことに加えて、スリーヒントで分からないときは
”I have a question!” と手を挙げてから
”Are you a boy?” や "Do you have a glasses?" などの英語表現も使い、答える立場の子どもたちもヒントを探しながら、英語表現に慣れ親しむ姿が見られました。
前時と同様に、クイズ大会の振り返りの前に私がメモしていた(クイズの最中にはこのシートをテレビで投影し、クイズをたのしんだ)シートを子どもたちに送り、このシートを見ながら振り返りを書くことができるようにしています。
子どもたちはこれらの英語表現を使いながらヒントを出しています。ヒントの二重丸は、正解が分かったあと教師が「どのヒントがたけさんだ!って分かったの?」と尋ね、分かりやすかったヒントに印をつけています。りんたさんのヒントでは”I like sushi.”と言っていましたが、お寿司が好きな人が何人かいたので(今回は"I like newspaper."でかずさんだと分かったみたいです)、クイズのあとに、かずさんに教師が"What sushi do you like?" ときくと"I like salmon."と答えてくれました。他の子どもは"お~!Me too!"や”知らなかった!”などの反応もありました。
この時間ではなかなか終わらなかったので、次時の初めにもしようねと約束をしてから、単元の振り返りを書く時間にしました。振り返りには
友達のよさに触れたり、自分が成長したりしたことを実感できた様子や友達が分かってくれたことに喜びを感じる様子が見られました。
子どもたちはこのクイズ活動を通して、自分が学んできた・使ってきた英語表現で表現できることが増えたことを実感したり、そうすることで伝わることが増えたことを喜んだりしていました。また、出題された立場も、答える立場もたのしいと感じることができたようです。
3年生の最後の単元であるWho are you?の活動を考え、最後の時間を終えました。研究発表会で本単元を公開し、参観された先生方や実践を知ってくださった先生方からコメントやフィードバックをいただくことができたので、一緒につくりあげることができたような気がしています。本当にありがとうございました。
4年生の初めの自己紹介や挨拶の単元でも想起することができるように、まとめの掲示物を作っていけたらと考えているところです。
また次の実践の様子も記録していくことができればと思っています。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
外国語活動・外国語科 福永 真紀子
0 件のコメント :
コメントを投稿