『先生って、こんな人だったんだ!』

公開日: 2016年5月30日月曜日

以前のブログに、 学級担任が外国語活動を進める意義という記事を書きました。 
今回は、 「外国語活動の専科」としての立場で、子どもたちの言葉や態度から考えたことを書いてみます。


今年度、初めて外国語活動専科の立場で5年生の子どもたちとかかわっていますが、先々週、先週の授業の振り返りに、子どものこんな言葉を見つけました。

初めてALTと授業を行った後の感想




初めてALTの先生と行う外国語活動。
授業自体も初めてであり、“人との出会い”の場でもあります。

新しい先生との出会いは異文化との出会いだったかもしれません。

新たな人や文化、考えと出会い、おもしろかった!という経験を重ねることの意義を、今後も考えてみたいなあと感じました。


授業では発言しなかった子どものコメント




これは予想外のコメントでした。
この子どもは、学習中自分の考えはもっていましたが、発言を促すと「いやいや、いいです・・。」と、全体に伝えることはしませんでした。
しかし、授業の中で様々な言語があることをよく聞いていて、友だちが言っていた「カムサハムニダ」(韓国語の「ありがとう」)を楽しそうに使っています。

子どもたちの表情や様子を見ながら、どんなことに関心があるのか、楽しそうな表情をしているときはどんなときかなとリサーチ中です。

「英語はおもしろいし先生もおもしろい」





3人とも別々の子どもたちです。

ここまで子どもたちのコメントを読んでいくうちに、

「外国語活動でやってくる先生、どんな人だろう。」

「どんなことを話す人だろう。」

「一緒に楽しめるかな。」

なんて、“何者かわからない「先生」”のことを、きっとたくさん考えていたのではないか、と考えるようになりました。



つまり、学級担任でもない「外国語活動専科としてのわたし」や

「どうやらオーストラリアから来ているらしいALT ジェイソン先生」は、

子どもたちにとって、結構大きな「異文化」であったのではないか。



そんなことを想像し、この外国語活動という学習の中で「子どもたちが経験中の『異文化との出会い』」が楽しくておもしろくて、時々難しいんだけど何とかなる!そんなものになるように、子どもたちとかかわっていきたいなあと考えていました 。



さて次回は、

子どもたちがこのような感想を残したこの日の授業について書きたいと思います。



Thank you for your reading through,

have a nice and happy week! :)



TAKATA, Misato


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