【授業実践記録0】4年生 Unit 7 What do you want? ~単元を構成するにあたって考えたこと~
公開日: 2025年11月5日水曜日
外国語活動・外国語科の福永 真紀子です。
今年度、特に子どもたちと共に取り組んでみたい単元を考えた時に、このUnit 7をやってみたいと考えました。私自身、この単元は研究授業や公開授業等で参観させていただく機会が多くあった単元でした。
副教材には”What do you want?” "I want ---, please."の表現を使いながらパフェやピザづくりを活動のゴールに設定する単元構成が掲載されており、特に熊本市内の小学校ではパフェやピザづくりのソフトも開発されています。そのため、子どもたちはたのしみながら表現に慣れ親しんだり、パフェやピザをつくることができます。
本学級の子どもたちに目を向けたときに、3年生の学習や4年生の前半の学習で様々な英語表現や伝え方を存分に使って、相手を代えながらコミュニケーションをたのしんでいた姿や、
外国語活動をはじめ、他教科でも学習の中で「誰かのためにつくる」「つくって贈り合う」「大切に持っておく」という学習経験を重ねてきた子どもたちの姿を見た時に”What do you want?” "I want ---, please."の他にも、既習表現を使いながらやり取りをすることができる場を設定することで、子どもたちが伝えたい思いをより一層もちつつ、コミュニケーションを図る姿を見ることができるのではないかと考えました。
そこで本単元では「クラスの友達のためにつくる、オリジナルバースデーケーキ」を活動のゴールに設定してはどうかと考えています。
バースデーケーキにすることで、誰しもが必ずもらうことができるものであること、
そして、ケーキをつくっていく過程で、ろうそくや果物の数を”How many?”の英語表現を使って集めていくことができること、
さらに、自分たちでケーキにのせる材料を作ることで”What --- do you like?”や”Do you like ---?” ”Big? Small?”の表現も使う場面を生み出すことができると考えました。
この単元の最後に、バースデーケーキが出来上がったときに「ケーキが出来上がって嬉しい」「喜んでもらえて嬉しい」という思いももちろんですが、
「ケーキをつくるときに、色んな英語表現を使うことができた」「前の単元で使った英語表現も使えた」という、コミュニケーションに対する満足感も味わうことができればいいなと思っています。
次の投稿からは、実際に単元の様子をお知らせします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
外国語活動・外国語科 福永 真紀子
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