《6年授業開き》どうして外国語を使ったコミュニケーションを学ぶのかな?
公開日: 2021年5月5日水曜日
どの学年でも外国語の学習をスタートさせるときには,子どもと一緒に考えてきたこと。
今年も6年生のスタートに,今のあなたたちが考える,どうして外国語を学ぶのかな。その中でも,現状としては英語を中心に学ぶのはどうしてかな。を聴き合う時間をとりました。
やりとりできるってことは,仕事にも生きる。
日本の人口の中で,今,英語を使いこなせてる人って,あんまり多くないと思うんです。で,その割合が多くなったら,世界の人口の中で,英語を使う人たちと関われる人も,増えるってことだし・・・と,数値を仮定して話すAくん。
でもさ,世界にどのくらいの言語があるんだろう。
ちょっとネットで調べてみたら,英語を使っている人って,世界の25%くらいっていうデータがあったよ。
多いような・・・ 少ないような・・・
そんなやりとりの中で,10年ほど前に担任した子が,大学で,中国語を専攻して学んでいる話をするわたし。
なんで中国語を選んだんだろう。
世界の中で,人口が多い国だからかなあ。
今,発展がめざましいから?
ぐるぐると考える子どもたち。
その人に尋ねたんだよ,昔。どうして中国語を専攻しようと思ったの?って。
そう話すわたしに,ふむふむ!と子どもたち。
英語はベースとして学び続けていくんだって。その上で,中国は,みんなが考えていたように,経済の発展もめざましいし,中国語を使ってやりとりする人も,今後増えていくんだろうって考えたんだって。仕事でも,自分の生活でも,多くなるのかもなあって。
ほほ〜。
その人,仕事は?
今は,キャビンアテンダントを目指そうかな〜って言ってたよ!
おおお〜。いいねえ。
答えはないけれど,どうして外国語を学ぶのか。
その中でも英語を学ぶのは?
他言語ではいけないの?
いけないわけないよね!
などなど,子どもたちなりの素朴な言葉が聞かれました。
最初にお示しした板書にあるように,
「将来の夢も広がる」
「機械の翻訳じゃなくて,自分自身でわかるってことがいいんだよね」
「一緒に話せるって,楽しい!」
「スポーツするにしても,世界大会に行けたりさ。」
「世界大会って,日本でもあるじゃん,オリンピック。開催されるか,ちょっとわかんないけど,そういう機会はあるってことだよね。」
そんな大きなビジョンを共にして,
今年度の学びがスタートしました。
みなさんは,どんな授業開きを,子どもたちと作られましたか。
TAKATA, Misato
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