1年生【聞く・聴く】ということ
公開日: 2018年6月7日木曜日
この2週間は、1年生と一緒に学習をしたり生活をしたりする機会をいただきました。外国語の授業はありませんが、コミュニケーションってそもそもどんなものだろう、と考え直したくなる日々でした。
外国語教育にかかわることが多かったこともあり、高学年の担任をすることが多かったのですが、昨年度までの2年間は3・4年生、そして今年度は2年生の国語(話す・聞く)の学習を担当する機会に恵まれています。
そして、この2週間の1年生との生活や学び。
子どもたちは、「先生!おもしろいもの、見つけたんだよ!」「ねえ、バッタ見て!つかまえたんだ!」 「おともだちにこんなことされちゃって。」
伝えよう、伝えよう、
聞いてほしい、聞いてほしい!
そんな気持ちが溢れんばかりの子どもたちの姿を、なんだかとっても新しい感覚をもつような気持ちで、見つめていました。
自分の話を大切に聴いてくれる人。
自分の大切な人を、大切に思ってくれる人。
一緒に笑って楽しんでくれる人。
不安な気持ちに寄り添ってくれる人。
がんばりたいけど一歩踏み出せずにいるとき、
勇気づけてくれる人。
そんな人を すきだなあ って感じながら、
子どもはコミュニケーションをとろうとしたり、
またコミュニケーションをとる中で、
相手のことを知り、すきになったり。
自分のことが大きな割合を占めるけれど、
かかわり合いをもとうとする1年生の姿を
本当にたくさん感じました。
友だちの考えを聴くときにも、自分の関心事が勝って、
耳に入らないのかな・・・?と思うこともありました。
それもまた、今の姿として、大切に見つめなくっちゃ、と思うわけです。
その上で、聴いてみようよ、たのしいよ。
聴いてみよう、新しいことが分かるよ。
聴いてもらうって、うれしいね。
そんな感性を、一緒に育み、確かめている感じでした。
人とかかわるときに、聴くという土台が必ず大切で、
コミュニケーションを図る資質・能力を育んでいくときの
ほくほくした土壌をつくってくれるような、そんな気がしました。
聴く姿、ありさまを、かかわるわたしたちが、丁寧に示し続けること。
やっていきたいなあと、思いました。
Thank you for reading this blog!
This time, I wrote about the foundation of the communicative competence which I learned from 1-nensei students!
They all are super adorable and brilliant!
Spending with them tells me what is the key of raising the ability of communication.
TAKATA, Misato
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