11月1日(水)多良木町黒肥地小学校に寄せていただきました。

公開日: 2017年11月28日火曜日

遅くなりましたが、11月1日に多良木町の黒肥地小学校の校内研修にご一緒させていただきました。

秋晴れの気持ちのよい日で、道中に川辺川で川釣りをしている方を眺め、橋のたもとにたたずむカッパのcouple?にごあいさつして、学校をめざしました。

自分と異なる文化や背景をもつ他者とも、コミュニケーションを通してつながっていく力を育んでいく外国語学習。だから、いつも色々な地域を訪れるのが、とても楽しみです。その地域や文化から人々のくらしや人とのかかわりが見えるように感じられるからです。



さて、3年生の授業を参観させていただきました。学級の子どもたちのかかわり合いがとても温かく、安心感のあクラスでした。子どもたちは、友だちや先生のお話にしっかり耳を傾け、想像したり理解しようとしたりしているのが、よく伝わりました。

「お買い物の体験をする」というコミュニケーション活動を設定し、その活動につながる言語表現を聞いたり、まねて繰り返したりしながら音声に親しんでいきました。

おもしろかったのは、値段まで扱っていたこと。4 dollars など、金額も聞き取ったり、必要な分支払ったりする、現実場面に近い設定にも留意されたのだと感じました。
子どもの中には「"Yen"じゃないんだ。」というつぶやきもあり、国や地域によって、お金の単位に違いがあるんだなあ。4 dollarsって、4 yenと同じくらい?など、通貨に関する知識に思いを馳せた子どももいたことだろうと感じました。

授業者の先生は海外での生活のご経験がおありで、croissant(日本語ではクロワッサン) の発音の難しさやおもしろさについても、お話しくださいました。フランス語の語彙ですが、英語でも、そして日本語でも使われています。

言葉って、そのまま色々な国を渡ることがあるんだよなあ、と、先生のお話を聴きながら考えていました。先生ご自身の豊かなご経験だけでなく、そのような言葉に対する関心やおもしろみを感じ、子どもと一緒に楽しんでみようとなさる感性にも、学ぶところがありました。

授業研究会もまた大変楽しく過ごさせていただきました。例えば、先生方の授業をする上で悩んだり考えたりしてこられたことを共有してくださいましたし、プライベートでのご旅行のエピソードを交えて、発音ってどれくらい大切なの?と考える時間もありました。

ざっくばらんにお話を聴き合うことのできる研究会の雰囲気も、大変コミュニカティブなもので、わたしたちの学び方、人とのかかわり方にも、外国語学習におけるコミュニケーションをどのように学ぶとよいか、に通じるヒントがあるように思いました。

長くなってしまいましたが、このような学びの機会をくださった黒肥地小学校の先生方、授業を見せてくださった岡部先生、そして多良木町教育委員会の皆様に感謝いたします。

また、わたしも実践と研究をがんばろうと思います。1月にもう一度ご一緒させていただける予定ですので、楽しみにしております。

Thank you very very much for the given opportunity at this time!
I really enjoyed the beautiful weather and the atmosphere of the school!


TAKATA, Misato


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