今年度の3年次教育実習を終えて

公開日: 2017年9月26日火曜日

今月14日(木)まで教育実習期間でした。

3年次の実習生と一緒に授業について考えたり、学ぶってどんなことかディスカッションしたりと、頭をたくさん使う幸せな時間でした。

授業って、子どもたちに教えることだと思っていました。
だけど、子どもたちがどんなことに関心をもっているかをよく知ろうとすること。
教師が教えたいと思っていることを、子どもたちが学びたい、知りたいって思うように、学習の導入を考えたりすることが大切なんだろうと、考えるようになりました。

実習の終盤を迎えた、ある実習生が書き残した言葉です。

実習生同士の授業を見合ったり、
私も含め、何人もの先生方の授業を観察しながら、
「どうしてあのおしゃべりを止めなかったのか?」
「あの活発な感じって、何が楽しかったんだろう?」
と子どもたちの姿を真ん中に、一生懸命考えようとする実習生のみなさんの言葉に、必死でわたしも考えていました。

それぞれに、夢や目標、迷いや不安など、人間だもの、いろいろなものをもって、学びに来ているかれらとの時間は、わたしにとっても大切な学び多き時間なのだと感じています。

外国語の授業も観察してもらいましたが、
「楽しかった!でも、教師としてだったら、楽しいだけではいけないと思った。」
そんな感想もありました。

だけど、子どもたちとのやりとりを、まっすぐに楽しいと感じ、心地よく互いの言葉を交わすことって、なによりの素地じゃないかな。なんて、わたしは考えていました。

さて。
教育実習を終えて、本校では体育祭に向けて、各学級燃えに燃えております。
一歩一歩。うんとこしょ!
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