Kumamoto English Cafe vol.3 レポート!

公開日: 2017年5月4日木曜日






4月もEnglish Cafeを実施することができました。

特別支援を学び、小学校の先生をめざす大学生の参加もあり、新しいメンバーも加わりました。新たなメンバーが加わると、新たな視点も得られる。そんなことを実感する充実した学習会となりました。

今回は、中学校・高等学校の英語科の学生と、小学校での英語教育の実践のある先生とが入り交じり、とっても興味深い議論がありました。

例えば、「小学校段階だからこそ、発音が大切なのではないか」
小学校中学年頃の子どもたちは、音への感度が高いというか、音声をそのまま模して発音することができるという「説」もあるため(日本人を対象とした実証研究はそう多くない)、この時期の教師は発音に留意すべきではないか、という意見がありました。

その一方で、世界の言語となっている英語。様々な国や地域の人が、それぞれのアクセントは残りつつも、堂々と使っている現状があるのです。発音にどきどきして、話すことに抵抗を感じるようになっては、コミュニケーションの力がつくはずもありませんよね。
先生だって、発音を大切に学びつつも、人の話を丁寧に聴こうとする態度やいきいきと相手とやりとりしようとする姿を子どもたちに見せていく方が重要では? との意見も出されました。

いろいろな立場や経験、考えがある人が集まって話を聴き合うからこそ、のディスカッションだったなあと感じます。

5月は少し、中高学年における実践的な活動についても取り入れてみたいと思います!

Have happy and exciting holidays!!!

TAKATA, Misato
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