3年生 Hello! How are you?

公開日: 2018年4月23日月曜日

外国語の学習に初めて出会う3年生!

とは言え、これまでの生活や家庭、地域での学習経験の中で、英語に触れたり、習ったりしたことのある子どもは、クラスの半数ほどいるようです。

そうなると、ALTやわたしの話す英語に、初回は

"え、今なんて言ったの?"
"今のはね、みんな元気?わたしはとっても元気だよって言ったんだよ"

という、こしょこしょお話する声が聞こえてきます。
とても自然なことだと思っています。

そんな子どもたちの様子を、そっと見聞きしながら、
ALTのJasonと一緒に、子どもたちの言葉をできるだけ聴こう。
思いをいっぱい共有しようという気持ちを同じくして、授業の時間が進みます。

JTE(わたし)やALTの自己紹介を聴いたあと、
初めはJTEのコーディネートのもと、Question Time!

たかた"Any questions for Jason?"

子ども"すきな動物はなんですか?"

たかた"Oh, a good question! 動物かあ!"
子どもたち"Animal?" "Do you likeも!"
たかた"Do you like animals?"聞いてみようか?
Jason "Thank you! Yes, I like animals, and I like cats!"

このような感じで、英語の言葉を少し知っているよ、という子どもの言葉をつないだり、日本語だけど、質問したいことがあるんだよ、という子どもの"質問する勇気"にわくわくしたり。

わたしもJasonの新しい一面を知れるので、楽しんで過ごした1時間でした。

子どもたちの感想や振り返りにはこんな言葉がありました。
“たくさん英語の言葉を知りたいなと思いました。だって、ほかの国の人とも、仲良くなりたいからです。”
“Jason先生、ひじきがきらいなんだって、びっくりしました!”
“なんだか先生がおもしろくって、英語の時間が楽しみになりました。こんどは今日言えなかった言葉を言ってみたいな。”

ほんの1時間ですが、子どもたちは新しい人との出会いを楽しんだり、英語で仲良くなれる人って、ちょっと増えるんだなあ、
そんな感覚をやわらかくもったのではないでしょうか。

気付いたら、
“今何と言ったの?日本語で言って?”という
こしょこしょな声は、聞こえなくなっていました。

自分と相手、その中でのやりとりを、感じ始めたからかなあと
考えています。

*4、5、6年生でも、「今なんて言ったの?」という(日本語に訳してほしい!)という声は、聞こえてくるものです。
そんなときは、子どもに「なんとなくわかった」という経験をもたせたあと、“What did you catch?”(どんな言葉をキャッチしたからわかったの?)という感じで、問いかけます。
たった1語でも、2語でも、文脈や相手との関係から、子どもたちは(わたしたち大人も)おおよその情報を推測して内容を考えるものです。
その「ちょこっとしか分からなくても、結構推測してるんだね、わたしたちって」という気付きを、教師も子どもも共有することで、少し肩の力を抜いて、一歩踏み出せるような感じがします。

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TAKATA, Misato
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