【御礼】夏の実践研修会,ありがとうございました!
公開日: 2023年8月24日木曜日
8月18日(金),夏の実践研修会を開催しました。
午前中には国語と算数の授業公開,そして授業研究会を行いました。
久しぶりに広い会場にたくさんの方が集い,子どもの姿に目を凝らし,耳を傾けておられる様子を拝見して,懐かしい気持ちになりました。しかし,それだけでなく,会場で偶然ご挨拶させていただく中で,関西でオルタナティブスクールを開校しておられる方と巡り会うことができたり,外国語の学びについて目をきらきらさせながらお話しくださったりして,そのような出会いがとてもありがたく思いました。
この「隙間の時間での出会い」こそが,オンラインでの開催ではなかなか生まれにくいのかなあなんて,感じていました。
午後の外国語の分科会でのユニットでは,3年生を担任している福永教諭がこのおよそ3ヶ月の取り組みや考えてきたことについてプレゼンし,模擬授業を通して「子どもの立場から」「教師の立場から」授業を見直してみるワークを行いました。
その中でとてもおもしろかったのは,各参加者の方に,「◎◎な子ども」「〜〜な感じの子ども」と役割をもってもらい,クラスに居そうなあの子になって,模擬授業に参加してもらった場面でした。
なかなかコミュニケーションに入っていけない,ちょっと英語への苦手意識が強い子どもになって参加された方からは
「教室のはしの方でうろうろしていました。心細い気持ちがだんだん強くなった。」
「先生に声を掛けられることも,ちょっといやだなあと思った。どうか,ばれませんようにって思っちゃった。」
「ああ,自分のクラスにも,こうやって行ったり来たりしている子,いたなあって思い返していました。」
と,子どもと心を重ね,実際に学級のことを思い返して参加してくださったことがよく伝わってきました。
「よくわからないから,日本語で話しちゃえって,そんな風になっていることって,よくあるなあ。」
「どう対応していますか?」
「子どもが話している内容に,関心を示しながら, Oh, do you like 〜?って,自然と会話に入っていくかなあ。」
「たとえ反応が日本語でも,子どもが相手のことをより深く知りたい!と思って,でも英語では分からないから日本語で,,,という場面もあるから,そういう思いは大事にしたい。」
こんなディスカッションが生まれ,それぞれの先生方の経験や考えに,深く考え直す時間をいただきました。
ユニット2つ目は,髙田が担当させていただき,夏休み明けの授業のアイディアや普段の授業で使っている本当にちょっとした指導技術,教室英語などを紹介しながら進めました。
特に,この5〜6年で,何人もの先生方に追試していただいた,子どもと共に単元を構想する取り組みについて,実際にやりとりしながら改めて提案していきました。
本当にうれしかったのは,外国語教育に限らず,経験豊かな先生方が分科会が終わった後でも残って感想を話してくださったり,「やっぱり子どもが自分で考えて学ぶからこそ,もっとここをこうしたい,とか,どうしたらもっとうまくできるかなって,考えたくなるんですよね!」と共感していただいたことでした。
また,「子どもと実際に単元を作ってきたんですけど・・・」と,タブレットでプランを見せてくださる先生もおられ,感激しました。その中で,「話をきいて,単元の前半に,練習をたくさん入れすぎていたのかも,と気付けました!」と話してくださいました。またお会いしたときに,学びの様子,教えてください!とお願いしました。
先生方にいただいたアイディアや考え方のエッセンスが下の板書にも溢れています。
わたしも,夏休み明け,子どもたちとの再会と授業を通して冒険,挑戦することが楽しみになりました!
本当に本当に,ありがとうございました☆
I really appreciate that participants shared their experiences and thoughts in the session. We received much of passion to get ready for the coming term!
We hope all enjoy the rest of summer, and have a great meeting with your students after the vacation!
Fukunaga Makiko
Takata Misato
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