3年生 理科と外国語活動を行ったり来たり
公開日: 2022年5月25日水曜日
3年生の子どもたちとは,週に3時間の理科,週に1時間の外国語。計4時間も一緒に学んでいるので,廊下でも“あ!たかたせんせいー!”
とか,
“Hello!” “Good morning!”
など,
たっくさん声をかけてくれます。
モンシロチョウのさなぎも,チョウになり,旅立っていきました。
その過程でも,「アオムシコマユバチ」という虫がアオムシに寄生し,アオムシの命が途絶える出来事に遭遇したり,
そのアオムシを大切にふくろに入れ,外庭の草むらに返しにいこう,と誘ってくれる子がいたりと,
虫の観察を通して,命が途絶えずに続いていくことの重みや難しさ,尊さと出会った子どもたちと,共に過ごしました。
「アオムシが生きていけないけど,アオムシコマユバチの命はそのお陰で続いていくんだよね。そういうことって,他の生き物でもあるよね。」
「人間だって,命をもらって,食べてるもんね。」
子どもたちはこれまでの経験や聴いたお話し,学んだこと,今目の前にある事実から,本当にいろんなことをつぶやいているんだなあと感じます。
「ねえ,イモムシがね・・・!」と興奮気味に話す子に
「イモムシ?アオムシ?」と立ち止まる私。
「あ,アオムシか。イモムシとなにがちがうん?」
「わからん!調べよ!」
こんなやりとりが日常茶飯事です。
モンシロチョウの幼虫がさなぎになり,チョウになって飛び立ち始めたころ,
ALTと一緒に外国語活動の時間の導入でThe Very Hungry Caterpillar の絵本を読みました。
「あ〜知ってるー!」
「読んだことあるー!」
「Cocoonっていうんだ,さなぎのことだよね?」
「もう,Caterpillar食べ過ぎ〜!まだhungry?」
子どもたちはわいわい言いながら聴いています。
静かに聴きたい子が,「もう,ちょっと,シー!」なんて言いながら。笑
卵からかえり,アオムシになって,キャベツをむしゃむしゃ食べて,3cmくらいになったあと,さなぎになる過程を理科の学習や休み時間でじっくり観察していた子どもは,
cocoonという new word に出会ったときに,するりと「さなぎ」がイメージできたようでした。
ALTは子どものつぶやきをききながら,
"Oh, that's called SANAGI in Japanese. I see!"
と,うれしそう。
この絵本を読み聞かせしたあと,Okay, how many fruits (are there) in this book? と,数の単元に繋げました。
Watermelons are not fruits! 論争もあり,おもしろかったなー。
それなら, Strawberry だって,fruitsじゃないんじゃない?等々。
ALTのJason先生も,負けじと,
"They are in fruit salad! So, they are fruits, I think!"
なんて,言っていました!
真剣な表情です^^
もうすぐ理科では,昆虫の体のつくりについて研究していきます。
足の本数や羽の数・・・
ちょうど Numbers の単元でおもしろそうだなあ。。。
他の先生方の先行実践からも学びながら,試してみたいと思います。
ちなみに,モンシロチョウの英語表現も調べてみると,子どもたちとたのしめそうなものでした!よろしければ,ぜひ☆
Thank you for reading!
TAKATA, Misato
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