English Cafe 新しいステージへ
公開日: 2017年10月23日月曜日
「先生、ご専門は英語ですか。」21日(土)に参加した小学校英語教育学会の九州ブロックセミナーで、親しくお話してくださった、ある大学の先生に尋ねられました。
「今はそうですが、もともとは特別支援教育を学んできました。」
そう答えると、
「そうでしたか。ぼくも実は、日本史が専門でした。」
そんなお話しをお聴きしながら、いろいろなフィールドから、いろいろな方が力を合わせて、今日は外国語教育について考える場ができていたんだなあと考えていました。
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英語の音が魅力的に思えて、一生懸命発音をまねて楽しんでいた中学校時代。
でも、その後の外国語学習には、なかなかついて行けず、単語を覚えることに挫折し、英文法に挫折。ローマ字読みで単語を覚えるのには、限界があることを思い知らされた時代でした。
受験の問題はとても難しくて、外国語教育を専攻することは叶いませんでした。それでも、人とかかわることが好き そんな感覚でいろいろな人とやりとりしたくて、教科書を通して学んだフレーズを覚えて、海外から来たのかな と思える方に話しかけちゃう大学時代。(話しかけられる側としては、迷惑だったことと思います。今思えば、その人の母語が英語だったのか?わかりません。)でも、やりとりの中で伝わったことがうれしくて、少しずつ覚える。それがわたしにとって、合っていた、外国語の継続的な学び方でした。
人にはそれぞれ得意な学び方があることを知り、実感したのは、大学3年頃のことでした。特別支援教育を専攻しながら、こんなにも多様な学び方があり、それに応じることで効率よく力が身に付くことがあるのかということを、目の前の子どもたちから学びました。
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この7,8年の間に、小学校で外国語活動が毎週実施されるようになり、多くの先生方が外国語の授業を実践されてきたと思います。
外国語は結構好きよ、という方も、得意だったんだけど、話すのは難しくてね、という方も、様々な先生方に出会ってきました。それが、自然なことなのでは、と思うのです。
他教科でも似たようなことは、往々にしてあるはずです。
そして、「教えなければ」という思いになればなるほど「教えられるかな」とドキドキ。
私たちには、それぞれに、学びやすい道筋があるはずです。
それは、子どもでも大人でも同じ。やってみないことには、その方策さえ見つかりません。一人では心細かったり、もっているアイディアも広がらない。
それで、一緒に進んでみませんか。外国語も。と考えて、English Cafeを継続しているわけです。いつでも、だれでも集って、リラックスして学べる場。
最近は、県外の大学を卒業されて、地元熊本で教職をめざしている方も、一緒に参加してくださるようになりました。
多様な人が、つながりながら、必要な学びを得られたらすてきだなと思います。
今月のEnglish Cafeは、崇城大学で英語を教えておられる Rob Hirschel氏が 、現在開発中のクラスルームイングリッシュを学べるアプリを紹介してくださいます。子どもも大人も使えそう。そんなアプリです。
小学校英語教育学会の九州ブロックセミナーでお聴きした、直山木綿子教科調査官の講演についても、お伝えします。
10月30日(月)18:30〜
熊本大学教育学部附属小学校・多目的ホールにて
月曜の放課後。
よかったら、お茶を飲みに来られませんか。
髙田実里
連絡先↓
misatot0315※gmail.com (※を@にしてください。)
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