『地域資源』と書いたわけ
公開日: 2016年8月13日土曜日
1学期に取り組んだこのオレゴンの高校生との交流会は、決して「附属小学校だから」計画されたものではありません。英語を使うおもしろさも、
英語を聞いたり話したりして広がる人とのつながりも、
英語の表現への本当の興味や関心も、
実際に使ってみる経験や臨場感がなければ
なかなか感じられないものではないでしょうか。
そう考えたとき、
「意外と身近に外国語話者っているんやなあ。」
「ホームステイしている人がいるんだ!」
「熊本にもいろいろな国の人がやってきている。」
「他の国から移り住んでいる人たちもいるんやね。」
そんな“地域の実際”から得られる気付きは、
子どもたちに様々な思いを抱かせるのではと考えています。
交流会の様子と、その感想は後日改めて紹介しますが、
わたしたち教師は、日本の九州の熊本に、
たくさんあふれているグローバル化の様相に
気付く必要があると思います。
今回のオレゴンの高校生との交流会は、
本来予定していた香港の中学生との交流会が
地震の影響を受けて実施できなくなってしまったとき、
インターネットで「熊本 国際交流 2016年7月」
こんなキーワードで交流のチャンスを探していた中、
偶然に出会ったご縁でした。
もちろん主催者との連絡を何度もとり、
小学校での交流に適しているか、
互いの目的に叶ったものになるか、
日程に無理は生じないかなど、
様々な条件を確かめながら進めたものです。
もう10年ほど継続して続けておられるボランティアの方々ということを知り、お名前は数年前にお聞きしていたのですが、早くつながらせていただけていたらな、と感じました。
熊本市には、市の国際交流会館がありますし、
周辺の市町村にも「国際交流を推進している部署」が
各地域にあるのです。
県にもそれをサポートする課があります。
校区によっては、地域住民の中に協力いただける方が
いることもよくあります。
(海外での生活経験のある日本人、
他の国から移住した人、一時的に暮らしている人、
海外とのつながりの深い企業など)
地域資源を発掘することで、外国語活動の学習に協力いただける人材を見つけることができるだけでなく、「日本以外の国や地域」が子どもたちにとって一気に身近なものに変化すると考えているのです。
わたしもまだまだ探しているところです。
一緒にそんな情報が共有できたら、互いに助けになるなあなんて、
最近考えています。
8月19日(金)には、附属小学校で夏季実技研があります。
教科別授業づくりセミナーでも、現在のところ、収集することができた 地域資源 情報をお伝えする予定です。
また、 2学期、3学期にすぐ活用していただける単元構成の提案や思考を伴う活動の提案も計画しています。
夏の終盤。
一緒に外国語活動のこと、
おしゃべりしながら学びませんか^^
I am really looking forward to meeting many of you here at Fuzoku-Elementary School. Let's enjoy discussing lesson planning and activities you can enjoy with students soon in the 2nd term!!
TAKATA, Misato
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