校内研修レポート 6/20 in 多良木町

公開日: 2018年7月15日日曜日

少し時間が経ちましたが
6月20日に熊本県南部にある多良木町の黒肥地小学校の校内研修に参加させていただきました。

同校とは外国語教育で研究提携を結ばせていただいており、それぞれの研究実践を共有しながら、相互に取り組みの向上に生かせるようにしています。

この日は3年生の外国語の授業。

担任の先生は、教職1年目の先生だとお聴きし、教室へ向かいました。
先生は廊下で汗を拭われながら、ちょっぴり深呼吸。

わたしも、1年目、汗をたくさんかきながら(その時は秋だったけど)授業をしたことを思い出しながら、教室に入りました。
キラキラした子どもたちが「だれかなあ」という感じで迎え入れてくれました。
何人かはにっこりとほほえんで。

数字の英語表現に慣れ親しむ授業でした。
主に2つのコミュニケーション活動が設定されていて。
一つめは、りんごのイラストが描いてあるカードが配られ、それぞれが持っているのですが、「How many apples?」というお尋ねに、答えるという活動。
授業の後半、2つ目の活動では「お互いの好きな漢字を紹介し合う」活動を設定しておられました。

子どもたちの友だちの言葉に耳をすます姿がとても印象的だったのは、2つ目の活動です。後からどうしてだろうって考えてみたのですが、その活動には"Why?"(どうしてその漢字が好きなの?)というやりとりがありました。この理由の部分は日本語で伝えてOK!となっていたのですが。

振り返りを書いている子どもの言葉を読ませてもらい、おおー!と確認できました。

◎また、好きな漢字の紹介を他の友だちともやりたいです。○○さんは、お母さんの名前に入っている字だから、その字を大切にしているそうです。

◎まだ習っていない漢字だから、その字が好きだという友だちがいました。 好きな理由っていろいろだなあと思いました。

まだ習っていないから、好き「港」

その学校の研究の中に、「子どもにとって『意味のある』コミュニケーションになっていたかな」という、リフレクションの視点がありました。

子どもたちにとって「意味のある」コミュニケーションって、どんなものか。
どうしてそんな活動をしていくことがよいのか。

根っこだけど、大事な根っこを
一緒に授業研究会で話し合いながら
英語がぺらぺらになったらいいよね!という話じゃないんやなあって、先生方とお話ししたのでした。

友だちのことを分かってうれしかったり、人っていろいろなんやなあって、活動を通して尋ねた英語でのやりとりから感じられた。そんな時間を過ごした子がいた事実を確認して、これからの学びってどうあるといいかな、と考えました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

話はちょっぴり変わるのですが、授業研究会を終えて、校長先生とお話しさせていただいている時間。お隣の職員室から、拍手や労いの言葉が聞こえてきました。
えらそうに言うつもりは全くないのですが、
職員室のあったかな、心地よい空気感を、その拍手の音や先生方の声から感じました。

また、これからも訪問させていただくのが、楽しみになった研修でした。
ありがとうございました!
わたしも、こちらで、がんばって、失敗例も挑戦事例も、もっていけるようにしたいと思いました。

Thank you for your reading this, today!
It has been so hot here in Kumamoto, probably all over Japan!?
Stay cool, everyone!
  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿