研究発表会へのご参会,ありがとうございました!

公開日: 2020年2月17日月曜日




 2月7日8日(金・土)に,本校の研究発表会を開催しました。
7日には3年生の外国語活動,8日には6年生の外国語(活動)の授業を公開しました。

 両日共に,たくさんの先生方においでいただき,分科会でもたくさんのご質問やお言葉をいただきました。

 3年生の授業では,熊本大学から留学生を5人,地域の英語話者の方を2人招いて,熊本のことを紹介する "What's this?"クイズを行いました。

 子どもたちは,これまでの学習の中で, "It's small!"とか,"It's red!"のように,様々なヒントを考えていたのですが,「伝えてみると,意外とすぐ答えが分かっちゃって,びっくりしました!すごく熊本のことを知ってるんだなあ,すごいと思った!」と感想を話す子どももいました。
また,振り返りシートには,「一人目のデニスさんは,すぐ答えがわかったんだけど,次のジョセフさんは,最後まで答えが分からなかった。同じクイズの出し方をしたのに,どうしてか考えたんだけど,人によって知っていること,知らないことがあるからだと思った。」とやりとりする言語表現,情報について,相手のもっているもの,背景的なことにも思いを寄せて考えている姿が見られたと思います。

 子どもたちなりに練習をたくさんしてきたからこそ,うまくいくはずなのに,うまく伝わらないもどかしさは大きかったようですし,なんとかこれまでに学んだ英語表現やジェスチャー,イラストなどを駆使して伝えようとするおもしろさも,感じていたのではないかと思っています。

 分科会でもたくさんのご質問やご意見をいただきました。

子どもたちと一緒に単元の学習の見通しをもっていく本校のスタイルに関心を寄せてくださったご意見も多くいただきました。その中には,多様な考えを拡散させるだけにならないように,単元の方向性を保ちつつ子どもと見通しをもっていくには?という重要な指摘もありました。

子どもの言葉は丁寧に聴いていきます。そして,私自身も単元のビジョンを丁寧にもつようにします。子どもたちとのやりとりの中で,本単元の主表現に気付かせていく手立てや,学びの条件整備の中で,子どもと交渉していく流れなど,実演しながらの分科会でした。

 やっぱり,問われるからこそ自分が考えていたことを言語化させていただけるので,自分自身の考えを見直すすばらしい機会をいただいたと思っています。

6年生の実践については,次の記事に書きたいと思います。


一つ,ご案内です↓
長崎大学より中村典生教授を招いて,アットホーム,だけど拡大版!のセミナーを開催いたします。これからの外国語教育で求められる言語活動の在り方と,評価について絡めながらご講話いただけることになっています。ぜひぜひ!ご参会いただけたらと思います^^


小学校外国語教育セミナー 〜Kumamoto English Cafe 拡大版〜


↑お申し込みはこちらからです!お待ちしております!


TAKATA, Misato
  • ?±??G???g???[?d????u?b?N?}?[?N???A

0 件のコメント :

コメントを投稿