夏の実践研へのご参会、ありがとうございました!

公開日: 2017年8月16日水曜日

8月24日(木)は、朝から夕方まで250人を越える方々にお越しいただき、夏の実践研修会を盛会ののちに終えることができました。

わたしは朝から5年生 国語科の中尾先生の授業を参観し、授業研究会にも参加しました。

資料と叙述を関連付けながら読み、説明的な文章の中で書き手がどのような意図をもって写真や表、グラフを選んで活用していくのか。
読み手にとって分かりやすく、説得力をもたせるもの・・・。

そんな視点で、子どもたちは叙述を根拠に、示すのに適切な資料はどのようなものか、その理由は・・・と考えを聴き合っていました。


午前の最後のプログラムでは、京都大学の石井英真先生のご講演をいただき、教科書の内容を教えることに終始する学習ではなく、「教科書で(教科書を使って・活用して)」学ぶというとらえを、改めて確認することができました。

さて、午後の教科ごとの授業づくりセミナー。

外国語グループには、本当に多様なフィールドから、たくさんの方にご参会いただき、これからさらに考えていくべきことを、はっきりさせることができた時間となりました。

参加者のみなさんの悩み・考え・学びたいこと!
会をスタートする前に、どんなことに関心があって、情報を得たくて、もやもやしているのか、を共有する時間をとりました。

手が、挙がる・・・挙がる・・・。黒板が足りなくなりそうで、そして多岐にわたる関心事。

・子どもたちの英語の知識って少ないはず。それをどうやって豊かにしていけるの?
・支援を要する子どもたち。外国語ではどのような場面が考えられる?
・小学校・中学校の連携って、どうやって進めていけばいいの?
・高学年で文字の読み書きが入るのは分かったけれど、よく見たら中学年にも「文字を扱う」ことが書いてある!中学年でのねらいや気を付けることは?
・評価やモジュール、具体像が見えない!
・聞く・話す・読む・書くって、適切な学びの順序性があるのかな。。。

このような声を共有してから、「それぞれがもっている情報や経験、知見をフルでシェアする空間にしましょう!」と、参加者のみなさんにたくさん頼らせていただきました。

・大学生は、実習期間に考え、実践した活動を紹介。
・中学校の先生方は、実際に行っておられる小中連携の様子をお話しくださり・・・
・大学から参加してくださった先生は、異文化を扱うことについて情報を・・・
・長崎県や福岡県、鹿児島県からも小学校の先生方がご参加くださり、「今度授業研するから!」と単元計画をグループの中で話し合っておられました。

新学習指導要領に沿った単元計画を考えてみる・・・!

単元のゴールの姿を初めに描いて・・・

およそ2時間半にもわたる研修の時間でしたが、本当にあっという間でした。先生方から「いろいろやってはきたんだけど、なかなかしっくり行ってなくて」「特別なことをやっていても、なかなか根付いていってない」そんなお悩みも聞けました。24日以来、改めて、どんな学びの在り方を提案することができるのか。年間の計画は・・・と、頭の中をぐるぐるさせています。

でもやっぱり、こういう風に、一緒に考えたり、悩んでいることを共有して策を練ったり、そんなチームでの取り組みを大切にしなくちゃ!と感じさせていただいたことが、わたしにとっては、大きな大きな収穫でした。

また、お会いできますことを、楽しみにしております。

I am so grateful for your passionate discussion and the sharing your experiences! It was such a bright time, and the group work was wonderful.

Looking forward to seeing you again, and meeting new mates!

TAKATA, Misato
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