夏の実践研 ご参加ありがとうございました!

公開日: 2016年9月17日土曜日

8月19日、2学期スタート目前という学校が多い中、
たくさんの先生方に夏の実践研にご参加いただきました。

午前中は、熊本大学の藤瀬 泰司先生、渡邉 重義先生にご講演いただきました。
藤瀬先生は社会科教育の視点から、わたしたちの学びや教育について「そもそも」の段階から考えていく必要性をお話くださいました。
「そもそも、どうして小学校から外国語活動を行っていくのか。」
お話をお聴きしながら、この問いが頭の中でぐるぐるしながら、自分なりの解を考えていたところでした。

渡邉先生は、理科教育がご専門で、昨今叫ばれている「資質・能力」という言葉や考えは、決して真新しいものではないはずだ、という観点から、これまでの教育とすり合わせながらお話くださいました。

その後、国語科と算数科の公開授業および授業研究会を行いました。
附属小学校に赴任し、初めての公開授業に、
授業者でも司会者でもありませんが、どきどきして過ごしました。

参観者の皆様からも、授業について様々な観点から意見があり、研究していることに基づいて真剣な議論が続きました。互いに意見を聴き合い、納得のいくところまで、今できる精一杯を議論していく様子を見ながら、背筋が伸びる思いでした。

午後は、各教科ごとに分かれての「授業づくりセミナー」
「外国語活動」を担当しました。
県内各地から、そして大学生や育児休暇中の先生も参加してくださり、外国語活動らしく、参加者の多様性も楽しかったなあと思います。

今後のために、自戒の念を込めて、学んだことを記します。
・参加してくださる先生方の求めるものを、できるだけ早く、きちんと把握すること。
・セミナーとしての流れを、初めに伝えておくこと。

当日は、初めにこれまでの外国語教育の流れを確認し、新学習指導要領の目標や内容を理解しました。
中学、高校での学びについても少し触れましたが、ここは参加してくださった先生方が『今、今日のセミナーで得たかったのか』再考すべきだったと感じました。
最後に『コミュニケーション能力とはどのような力か』ということ。
それぞれの考えを聴き合い、どのような力をつけていくのか、現段階の考えをもってスタートしたいと思いました。

この土俵に全員で乗ってから、具体的な活動の紹介や体験に入りました。

活動では、実際にチャンツを体験しながら、ほんのひと工夫で子どもたちの意思を取り入れることができるアイディアや、絵本の読み聞かせを実演しながら、どのようなインタラクションを入れることができるか、提案していきました。

また、English Cafeなどの取組も考えています。
お知らせしますので、ご参加いただければうれしいです。

Thank you so much for your reading!I

TAKATA, Misato
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