【授業実践記録⑪】第8時 6年 1年生に読み語りをしてみて、見えてきたこと 湧き上がった思い

公開日: 2024年2月5日月曜日

 第8時は、6年生に1年生が1回目の交流の後で書いてくれたメッセージを手渡しました。

1年生の「ありがとう!うれしかったよ!」のメッセージににんまりしながら読み進める6年生。すると、文章の中に、「今度はもっと英語をわかりたい。」「ぼくも英語を話せるようになりたい。」「ちょっと難しかったから、もっと分かるようになりたい。」このような表現を見つけていきます。


「喜んでくれてるのがわかって、うれしかったんだけど・・・」

「もっとわかりたいって書いてあった。」

「うちのペアの子、なんか、眉間にしわがよってたんよね。。。本当に伝わったのかな。」



6年生は実際に1年生を相手に読み語りをしたからこそ、

1年生の思いを深く知ったり、慮ったりする心が動き始めたのではないかと考えています。


もっと1年生に伝わるように、日本語を添えたら?

という考えもあったようですが、

1年生のメッセージ動画を視聴に、思いが変化していきます。


「英語を、わかりたいの。」

「6年生が意味も言ってくれて、うれしかったんだけど、今度は、もっとわかりたい。」


これって、日本語で訳してあげたらいい、わけではなさそう。


そこで、グループに分かれて、自分のペアの1年生や他のペアの1年生にも伝わるような英語表現や、ジェスチャー、動作化を考えたり、英語の言葉の意味を場面や状況と合わせながらあ多面的に理解しようとするやり取りが始まりました。

(研究発表会で配付する研究紀要に、このときのやり取りの一部を子どもの言葉で掲載しています。)


グループで話し合ったことをもとに、自分の絵本の読み語りを変化させ、相手を変えながら聞き手の反応をよく見て語り始めていきました。


いよいよ次は1年生とのファイナル読み語りDayです。




TAKATA, Misato


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