気付いたんです。ぼく，本当の気持ちを伝えられてなかったって。

公開日： 2021年2月10日水曜日

ＡＬＴのお母さま，Deniseさんに宛てた，友だち紹介ビデオレター。

自己紹介も交えながら，

初めて動画を撮影してみた授業の終末。

振り返りをしていると，ある子が必死になって言いました。

「ぼく，上手に言おうとか，間違えないようにスラスラ言いたいって思ってて。」

振り返ってみたら，「本当の気持ち」を伝えられてなかったんですよ。

そんな声を聴いて，「あ，わたしもかも。」

Deniseさんに伝える友だち紹介ビデオ。

英語でしか絶対に伝わらない！

上手に言いたい！

そう考えることはいたって自然です。

しかし，自分をメタ的に見直すと

ふと気付く。

あれれ，ぼく，Deniseさんに伝えたい友だちのすてきさ，「仲良くなりたいです」そんな思い。「Jason先生，やさしいよ！」そんなメッセージ。

込められているっけ？

自分たちで，目指す姿を具体に具体に落とし込んでいくからこそ，

無意識に行っていたことに，はたと立ち止まれるのかな。

ルーブリック，パフォーマンス評価など，新しそうな言葉や方法がどんどん広まっている印象がありますが，子どもたちが自分の学びを見直しながら進んでいく学びには，どんな学習評価の在り方が求められるのでしょうか。

皆さんと一緒に，子どもの姿をもとに，考えることができたらありがたく思います。

TAKATA, Misato

tmisato@educ.kumamoto-u.ac.jp